【奥久慈四季の風物】 210Kバイト
オーロラ探訪ツアー8日間
ーフィンランド・ラップランドに4連泊ー
A
夏は白夜で夜の10時頃まで太陽が照りつけるのだとか、
今の季節はカーモスと呼ばれる極夜で、太陽は沈んだまま・・
朝の10時頃、やっと日の出前の朝焼けになり、そのままの状態が
14時頃まで続き、夕陽がが沈んだ状態から夜の戸張りを迎える。
オプショナルツアー
・・トナカイ牧場と犬ぞり体験・・
![]() トナカイそり体験 時速10km? |
![]() 牧場主:アッリおばさんと 右は民族衣装 |
![]() サーメ文化体験 "コタ"で手作りランチ シャケと馬鈴薯の トナカイシチュウ |
![]() ハスキー犬のぞり 8頭立・・それぞれの役割 時速20Km? |
・・ネイチャーセンターでのオーロラ観測・・
オーロラの発生について
太陽から吹き出される電気ガス(太陽風)が、約3日で地球に届き地球の夜側に回り込んで、
電磁場の中で加速しながら太陽層(80km上層)にぶつかったときに起こる放電現象とか。
オーロラの色について
電子の衝突する高さと、気体の粒子の種類によって変わるんです。
酸素の原子とぶつかると緑や赤のオーロラ、窒素の分子とぶつかると青くなります。
空気の成分は窒素4:1酸素ですから、黄緑系が多いんでしょうね。
オーロラの出現指数について
ラップランドは100で、1年に100晩、実際は200晩見られるとか・・
ちなみに北海道は0.1で、10年に1度の確率だそうです。
・・亜寒帯林(タイガ)について・・
![]() ラップランドのタイガ |
林業の教科書には、北欧の亜寒帯林は欧州トウヒ・欧州アカマツと欧州カラマツの針葉樹が
70%以上を占め、広葉樹ではカンバ類(シラカンバ)が多いと記されている。
ラッブランド地方は北極圏に入るので、実際には樹種はもっと絞られ、
欧州アカマツ50%
欧州トウヒ 23%
シラカンバ 17%
とのこと、北部に行くほど条件が悪いのか、樹高は低く、直径の成長も遅いようだ。
極寒の地で微々たる成長のせいか、日本のアカマツと異なり、通直で年輪が細かく
用材として十分使えるという特徴もある。
−35℃下でのアカマツやトウヒは、樹氷のようでもあるが、ダイヤモンドダストが
こびり付き、凍りついていた。
地球46億年の歴史の中で、何度も氷河に削られたフィンランドの大地は平坦・・残された
低い山脈は強靱な岩盤、178、888(500平方m・半径200m〜)もの湖があるという。
![]() YLLASからロバニエミへ |
バスの車窓から見える亜寒帯林は、殆どが天然更新のようだ。
あまり大面積でなく、伐採して放置するだけで・・森林は蘇っているようだ。
スウェーデンを含めて、人工造林が振るわない
(必要でない)訳が理解できる。
オーロラ紀行
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